ラベル 製作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 製作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年1月31日木曜日

2018年11月2日金曜日

コラボナイフ




椿井木工舎×ヒラバヤシヒデユキカコウジョ

コラボナイフが誕生しました。

ハンティングナイフ
フォールディングナイフ


きっかけは明日11/3(土)、岐阜県各務原市で開催されるイベントマーケット日和
以前から気になっていたイベントですが、今年の出店形態は「2店舗のコラボ出店」が条件でした。

思いうかんだのは塩尻市でナイフ製作をされているヒラバヤシヒデユキカコウジョさん。
クラフトイベント等で何度かお会いし、とても魅力的なものづくりをされている方で、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていたかたでした。
お話を持ちかけると快く了承してくださり、一緒にコラボナイフの製作が始まりました。




製作の進め方は、それぞれの考えるコンセプトや作風を活かしたものにするため、まずそれぞれが自身の分野の工程(椿井木工舎が柄を、ヒラバヤシヒデユキカコウジョが刃を)単独で製作し、できたものを交換し、それに合わせてまたそれぞれが柄と刃を付けるという方法で進めました。
これによって、2人のそれぞれの想いがこもった2種類のコラボナイフが誕生しました。




こちらはヒラバヤシヒデユキカコウジョが先に刃を作り、それに合わせて椿井木工舎が柄と鞘を作ったナイフ。





送られてきた刃のイメージは一見して狩猟用ナイフ。
よくよく見ると刃の形状がそれぞれ違う。
想像するに、おそらく狩猟の一連の流れの、
捕獲→止め刺し→皮剥ぎ→解体
その工程ごとの作業に特化した形状と推測。




狩猟というとてもシビアで過酷な状況での使用を想定して、柄の材料は硬い樺の木、形状は力をこめて握りやすいデザインで、鞘は柔らかめの朴の木を使用して製作しました。


このナイフは今後、オーダーでの製作も想定し、販売する予定です。






そしてこちらは椿井木工舎が先に柄を作り、それに合わせてヒラバヤシヒデユキカコウジョが刃を付けたフォールディングナイフ。



「シンプルでコンパクトで軽くて、アウトドアでもインドアでも使いやすく、そしてモノとしても魅力がある、そんなナイフが欲しいな」という個人的な想いをカタチにして、ヒラバヤシさんに投げました。



それが最高のカタチとなり、返ってきました。





研ぎ澄まされた刃のフォルム、鋼材へのこだわり、とっても魅力的なフォールディングナイフができました。





そして、何よりの魅力は総重量20gという軽量さ。
この軽さは、装備品の重量に対して非常にシビアな、ミニマリスト向けのアクティビティにも加える余地は充分でしょう。




この2種類のコラボナイフは、このブログを書いている時点での明日11/3(土)
マーケット日和でお披露目となります。




各務原市、学びの森公園でお待ちしております。



チーズナイフ+カッティングボード

2018年8月22日水曜日

秋の出展予定



コーヒーメジャーWagtail製作中





ここ長野県木曽谷はお盆も過ぎると朝晩肌寒さ感じるようになり、秋の足音が急速に近づいているのを感じます。

木曽の夏も、もうそろそろ終わり。






晩夏〜秋にかけてのクラフトイベントへの出展も決定してまいりました。

今後の出展予定のご案内です。



8/25.26 
木曽の手仕事市
木曽福島の宿場町で行われるクラフトフェア。旧中山道福島宿の観光がてら、ぜひ木曽へお越しください。


9/15.16 
Loppis Ueda ロッピスウエダ
長野県上田市の街中を会場に行われる素敵なマーケットイベントです。


9/23.24 
くらしずく
千葉県九十九里、菅原工芸硝子との共催のクラフトイベントです。


10/13.14
のとじま手まつり
自然豊かな石川県能登島で開催されるクラフトフェア。


11/3 
マーケット日和
岐阜県各務原市のマーケットイベント。塩尻市のヒラバヤシヒデユキカコウジョとのコラボ出店です。現在、コラボレーション商品を開発中!



東別院てづくり朝市サンデービルヂングマーケット等、毎月開催のイベントにも出店してまいります。


以上、お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。










さて、秋の出展にあたり懸念されるのは商品の在庫数。
現在の数では、確実に足りなくなることが予想されます。

春にも経験しましたが、作っては出展、作っては出展のまさに自転車操業。
最後のほうはもうへろへろでした。

こうならないように夏場にしっかりと在庫を作りためておこうと思ったものの、オーダーの製作もあり、結局少ない在庫で迎えた秋の出展。
また自転車操業の日々が続きそうです。




木工は木材の塊から形を削り出す、とても手間のかかる作業です。
陶器のように型を作って量産することはできません。
自分は治具を工夫し、積極的に機械加工を取り入れて効率的に作ることを目標としていますが、やはり繊細で微妙な形の成形や仕上げは手仕事に頼ることになります。
そして手仕事の工程が一番、見栄えの品質に関わってくる重要な部分です。

「必要品質を保ち、量産する」

個人工房でどこまでそれができるか、なおかつ家具製作と両立できるか、いつも考えているテーマでもあります。











日々挑戦、です。


まずは今週末、8/25,26
木曽福島でお待ちしております。




2018年6月6日水曜日

"tohdai" トーダイ


松本のナワテ通りの端っこにある小さな雑貨屋さん、toca by lifart...

lifart...名義でキャンドル製作を行っている西牧さんが営むお店。
ご縁があって椿井木工舎の商品も置かせていただいています。

このたび光栄にも、lifart...のオリジナルアイテムを椿井木工舎で製作させていただきました。




そのアイテムとはlifart...のフレグランスキャンドルのためのキャンドルスタンド。



西牧さんからそのお話をいただいたのは納品でお店に伺った3月のこと。

「以前から作りたかったlifart..キャンドルの居場所」
「"燭台"というほど大げさなものではなく、でもコースターほど簡単なものではなく、
普段使いで気軽に使えるlifart..キャンドルのための下敷き」

そんなご相談をいただきました。



ベースとなったのは椿井木工舎の既存商品のコースター。
アウトラインをカーブ定規でフリーに決めたシンプルなもの。
これをlifart...のキャンドルに合わせリサイズしました。

レギュラーサイズとマンスリーサイズの微妙な瓶の大きさの違いの合わせて台も2サイズに。さらに既存の高さ12mmから15mmへ。この高さが、コースターではなく「台」として適度な存在感を表す絶妙な高さです。

試作をお見せして西牧さんからも好評をいただき、商品名を「tohdai トーダイ」として、クラフトフェアまつもと開催前のリリースを目指し製作することになりました。





西牧さんいわく、「光を楽しむ」ことは「影を楽しむ」こと。
lifart...のキャンドルが光を作り、tohdaiが影を作る、この組み合わせによって、楽しみが何倍にも増えていきます。



初回製作分の樹種は「ウォルナット」と「木曽ヒノキ」。どちらの色もキャンドルによく合います。
無事にクラフトフェア前に納品、リリースに至りました。


















lifart...× ZweiWoodWork

松本市 TOCA by lifart...でぜひお手に取ってみてくださいね。



2018年2月16日金曜日

アアルトスプーン


徳島市にある自家焙煎珈琲豆の専門店、"アアルトコーヒー"(aalto coffee and the rooster)

その姉妹店である、"14g"(ワンフォージー)



今回様々なご縁が繋がり、14gオリジナルコーヒーメジャースプーン、「アアルトスプーン」が生まれました。






きっかけは、「コーヒーの絵本」(mille books刊)



アアルトコーヒーの焙煎人、庄野雄治さんの著書。
コーヒーの知識や自宅でのコーヒーのいれ方が、イラストレーターの平澤まりこさんのほのぼのとした絵とともに、わかりやすく紹介されいます。

そしてこの本の中では、ペーパードリップでいれるコーヒー一杯180mlあたりの豆の量の目安が「14g」として解説されています。


私もこの絵本、以前から愛読させていただいていたのですが、こちらもご縁があり、この本を発刊されたブックレーベルのmille books様から、「14gがぴったり量れるコーヒーメジャーを作ったら?」とのアイディアをいただいたことからです。


そこから、14gコーヒーメジャーの開発が始まりました。


早速、試作品を製作してアアルトコーヒー様へ送りました。

その後は、姉妹店のカフェ"14g"を担当されている庄野様の奥様とのやりとりを中心に、柄の長くしたり、アアルトブレンドでぴったり14g量れるように容量を調整したりの、14gオリジナル"アアルトスプーン"としての仕様を決めていきました。




製図をして、



試作1個目





懸念していたことですが、やはり柄の部分の比重が大きくなり、自立しません。
これでは置いたときの美しさが損なわれてしまいます。

使い易さととともに見た目も重要。




いろいろ考えた末、柄の両サイドを0.7mm程度づつ細くしました。
折れるリスクも増えますが、そこは使い手の方々に委ねるしかありません。




そして安定度を増すため、すくう部分の厚みを28mmへ変更。
通常10g版は25mmですので、かなり厚い材から木取りしなければならず、さらに柄が長いので、歩留まりも悪くなりますが、この意匠を成立させるにはすべて必要なことです。





ルーターでひたすら穴掘り



木地完成。
ブラックチェリーとブラックウォールナット。



オイルフィニッシュ






14gオリジナルコーヒーメジャースプーン「アアルトスプーン」が完成しました。





アアルトブレンドで、ぴったり「14g」



様々なご縁に感謝です。



「アアルトスプーン」、14g様の店舗でお買い上げいただけますが、現在初回納品分は完売してしまいました。
お手に取っていただいた皆様、ありがとうございます。
引き続き製作、納品をさせていただく予定ですので、よろしくお願い致します。





また通常の10gバージョンの商品名を「Wagtail」(ワグテイル)と名付けました。
鳥の「セキレイ」の意味です。


検索してみてください。何となく、似てませんか?

2018年1月18日木曜日

ジャムスプーン



ジャムスプーンをたくさん作っています。





始まりは昨年の11月、「冬のトビラ」という朝日村で行われたイベントに出店させていただいた際の、松本市のコンフィチュール専門店、Chez Momo(シェモモ)さんとの出会いです。

Chez Momo ホームページ↓
http://chezmomo.jp


Chez Momoさん、自分たちは以前から大好きなお店でして、松本へ出かけた時はいつも美味しいジャムやスコーンを購入させていただいておりました。
そんなモモさんと一緒に出店する!ということで、勝手ながらも、モモさんで使われているジャムの瓶にぴったり合う形状で、ジャムスプーンを製作していきました。


初めてお話したChez Momo店主の蒔田さんは、独特の雰囲気を醸し出しながら、ジャムに対する妥協の無いこだわりを心の奥に持つ、まさしく「ジャム職人」でした。
地元の方々からは親しみを込めて「ジャムおじさん」と呼ばれているようです。
私がモモさんの瓶に合わせたジャムスプーンを製作したことをお話すると、快くまずは試用していただけることになりました。

その後あらためてお店に伺い、いくつかの過程を経て、Chez Momoさんの店舗にて椿井木工舎のジャムスプーンをお取り扱いいただく運びとなりました。




スプーンの先端部分は、モモさんで使われている小さな丸い瓶に、ぴったり合う形状にしています。







まずは、サクラとナラで作ったものを納品させていただきました。

ジャム職人蒔田さんのこだわりの絶品ジャム、椿井木工舎のジャムスプーンですくって塗っていただけること、たいへん光栄です。







チェリー、ウォールナット、カエデ、カバ。

イベント用にいろんな樹種で作ってます。


2017年12月15日金曜日

コーヒーメジャーの製作

開業当初から試作を重ね続け、カタチもほぼ固まり、徐々に椿井木工舎の定番商品となりつつある、コーヒーメジャー。



先日出店したイベント「冬のトビラ」でも、たくさんの方々にお手にとっていただきました。


イベント等でお買い上げいただいたり、友人にプレゼントしたりで、気がつくと在庫かかなり少なくなっていたので製作しました。


作る前に悩むのは製作個数。
前回は10個程製作しましたが、これから定番商品として販売していくためにはある程度の数を一度に製作していけるようにしないといけません。しかし、製作工程はかなり手間のかかるもののため、自分の技量を見極めずあまり多くしすぎると、品質をおとすことにもなりかねません。


そんなこんなで悩み、今回はとりあえず20個ほど製作することにしました。




材料はいつものウォールナットとチェリー。
歩留まりよく墨付けして23個分木取りできました。



ルーターで穴掘り後、帯鋸で木取りします。



トリマーでざっくり丸く荒取りします。
この工程で2つ、割ってしまい材料を無駄にしてしまいました。



この後はひたすら「手」です。

曲率の強い部分は小刀、その他の部分はスピンドルサンダーを使い感覚的に、なおかつ同じカタチに成型していきます。ほぼ同じ形状に仕上げていく作業はかなり神経を消耗します。

最後はサンドペーパーで微調整、仕上げです。






木地(塗装直前の仕上がった状態)が完成しました。

この時点で、自然光の下でできる陰影をみて、形状がおかしくないか確認します。
アールが綺麗に通っているか、相貫線(立体の交わる線)、稜線の見え方等、確認しおかしなところがあれば補正します。

以前は自動車のデザインモデルを製作する仕事をしていたので、立体を構築していくのは慣れています。






オイルフィニッシュを施します。

#220のサンドペーパーで素地をサンディング後、1回目のオイル塗装。
乾燥後、さらに番手を上げた#400のペーパーでサンディング、2回目のオイル塗装を施して完成です。

椿井木工舎では現在、製品のほとんどに、ドイツのクライデツァイト社のオイル塗料を使用しています。



そんなこんなで今回は21個製作できました。
数をこなしていくほどに段取りが良くなり、手加工の技量は上がってくのを感じます。
そして、さらに製作数を増やすために他の機械も欲しくなってきますが、今は余裕がありません…



次回は30個が目標です。

webサイトオープン

https://zweiwoodwork.com 椿井木工舎のwebサイトがオープンしました。 今後はブログもwebサイトへ移行します。