2018年8月22日水曜日

秋の出展予定



コーヒーメジャーWagtail製作中





ここ長野県木曽谷はお盆も過ぎると朝晩肌寒さ感じるようになり、秋の足音が急速に近づいているのを感じます。

木曽の夏も、もうそろそろ終わり。






晩夏〜秋にかけてのクラフトイベントへの出展も決定してまいりました。

今後の出展予定のご案内です。



8/25.26 
木曽の手仕事市
木曽福島の宿場町で行われるクラフトフェア。旧中山道福島宿の観光がてら、ぜひ木曽へお越しください。


9/15.16 
Loppis Ueda ロッピスウエダ
長野県上田市の街中を会場に行われる素敵なマーケットイベントです。


9/23.24 
くらしずく
千葉県九十九里、菅原工芸硝子との共催のクラフトイベントです。


10/13.14
のとじま手まつり
自然豊かな石川県能登島で開催されるクラフトフェア。


11/3 
マーケット日和
岐阜県各務原市のマーケットイベント。塩尻市のヒラバヤシヒデユキカコウジョとのコラボ出店です。現在、コラボレーション商品を開発中!



東別院てづくり朝市サンデービルヂングマーケット等、毎月開催のイベントにも出店してまいります。


以上、お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。










さて、秋の出展にあたり懸念されるのは商品の在庫数。
現在の数では、確実に足りなくなることが予想されます。

春にも経験しましたが、作っては出展、作っては出展のまさに自転車操業。
最後のほうはもうへろへろでした。

こうならないように夏場にしっかりと在庫を作りためておこうと思ったものの、オーダーの製作もあり、結局少ない在庫で迎えた秋の出展。
また自転車操業の日々が続きそうです。




木工は木材の塊から形を削り出す、とても手間のかかる作業です。
陶器のように型を作って量産することはできません。
自分は治具を工夫し、積極的に機械加工を取り入れて効率的に作ることを目標としていますが、やはり繊細で微妙な形の成形や仕上げは手仕事に頼ることになります。
そして手仕事の工程が一番、見栄えの品質に関わってくる重要な部分です。

「必要品質を保ち、量産する」

個人工房でどこまでそれができるか、なおかつ家具製作と両立できるか、いつも考えているテーマでもあります。











日々挑戦、です。


まずは今週末、8/25,26
木曽福島でお待ちしております。




2018年8月14日火曜日

チェストを納品、ミズメに想う。



チェストを納品しました。






クライアントは長野県で長年林業関係のお仕事に携わってこられた方。
もちろん木のことには精通された方で、「自分の好きな数種類の樹種を使った抽斗を」とのご依頼でした。
そして外せないことが「特に大好きなミズメは絶対入れてほしい」とのこと。


一番のこだわりであるミズメを最下段の広めの前板に。
上から、クルミ、サクラ、カバ、カツラ、ミズメの順で製作しました。



 引出しはシンプルに吊り桟で。


本体はカバ。


 ミズメの虎斑の杢の美しさに見惚れる。


 納品時、クライアントのお宅にて。

木を現した家、室内に溶け込む無垢材ならではの家具に仕上げることができたと思います。
納品直前の緊張、そして喜んでいただいたとき、これまでの苦労が報われる瞬間でもあります。
本当にありがとうございました。










ところで今回使用した、ミズメという木。
この木は現在入手が難しくなっている国産広葉樹の中でも、最も入手困難な材のひとつになっています。
いくつかの材木屋さんを巡りましたがストックされているところは無く、端材板が一枚あったところでなんとか購入できました。


購入できたミズメの板。


緻密で硬く、虎斑の杢が本当に美しい木です。

そしてこの「ミズメ」、なぜか昔から木材業界や木工業界では「ミズメザクラ」いう名前で流通していることが多いです。
樹皮や材の特徴がサクラに似ているからとの説がありますが、個人的には全然似てるとは思いませんし、分類的にもサクラはバラ科、ミズメはカバノキ科です。

ミズメはそれ自体が独自の素晴らしい特徴を持った木です。
サクラにはサクラの特徴があるしミズメにはミズメの特徴がある。
ミズメはサクラではありません。
これは同じカバノキ科の材、「カバ」にもまったく同じことが言えます。

流通や製造側の都合でつけられた名称によって使う方が誤解したり混乱しないよう、作り手側もしっかりとした知識や考え方、説明の必要性を感じました。



そんな、ミズメを想った仕事でした。
ミズメ、また使いたい。


2018年6月6日水曜日

"tohdai" トーダイ


松本のナワテ通りの端っこにある小さな雑貨屋さん、toca by lifart...

lifart...名義でキャンドル製作を行っている西牧さんが営むお店。
ご縁があって椿井木工舎の商品も置かせていただいています。

このたび光栄にも、lifart...のオリジナルアイテムを椿井木工舎で製作させていただきました。




そのアイテムとはlifart...のフレグランスキャンドルのためのキャンドルスタンド。



西牧さんからそのお話をいただいたのは納品でお店に伺った3月のこと。

「以前から作りたかったlifart..キャンドルの居場所」
「"燭台"というほど大げさなものではなく、でもコースターほど簡単なものではなく、
普段使いで気軽に使えるlifart..キャンドルのための下敷き」

そんなご相談をいただきました。



ベースとなったのは椿井木工舎の既存商品のコースター。
アウトラインをカーブ定規でフリーに決めたシンプルなもの。
これをlifart...のキャンドルに合わせリサイズしました。

レギュラーサイズとマンスリーサイズの微妙な瓶の大きさの違いの合わせて台も2サイズに。さらに既存の高さ12mmから15mmへ。この高さが、コースターではなく「台」として適度な存在感を表す絶妙な高さです。

試作をお見せして西牧さんからも好評をいただき、商品名を「tohdai トーダイ」として、クラフトフェアまつもと開催前のリリースを目指し製作することになりました。





西牧さんいわく、「光を楽しむ」ことは「影を楽しむ」こと。
lifart...のキャンドルが光を作り、tohdaiが影を作る、この組み合わせによって、楽しみが何倍にも増えていきます。



初回製作分の樹種は「ウォルナット」と「木曽ヒノキ」。どちらの色もキャンドルによく合います。
無事にクラフトフェア前に納品、リリースに至りました。


















lifart...× ZweiWoodWork

松本市 TOCA by lifart...でぜひお手に取ってみてくださいね。



2018年4月23日月曜日

群馬の森クラフトフェア


椿井木工舎、初めてのクラフトフェア出展、群馬の森クラフトフェア


初めてのクラフトフェア。
お客さんの反応、製品の種類、数、ブースの見栄え、什器はこれでいいのか、設営撤収の段取り、、、わからないことがたくさん。



期待と不安にで迎えたフェア当日。
木曽から群馬の高崎までは車で約3時間半ほど。


会場は新緑の美しい群馬の森。
街の中にある公園とは思えないほどの自然豊かな、まさしく「森」です。
素晴らしい雰囲気です。



無事に設営も終え、





ご縁のある松本のお店の商品も。
一緒に展示すると、どちらも映えますね。







朝の木漏れ日。







初めてのクラフトフェア。

果たして人は来てくれるのか?
自分が作ったものを皆さん見てくれるのか?
そんな不安は杞憂に終わり、本当にたくさんの方々に椿井木工舎のテントにお立ち寄りいただきました。
そして「ワグテイル」をはじめ、たくさんの製品がお客様のもとへ旅立っていきました。



二日間とも快晴で、初夏のような、というかもはや真夏のような暑さの中お越しいただいたお客様、本当にありがとうございました!

また、スタッフ、関係者の皆様、お話させていただいた出展者の皆様、お世話になりました全ての皆様に感謝もうしあげます。


群馬の森クラフトフェア、ほんとに素晴らしいクラフトフェアでした。






小さなお客様。
またぜひ来年も。




2018年4月15日日曜日

小さなお祭り


今日は集落のお祭りでした。


現在私たちが住んでいるのは人口100人にも満たない小さな小さな木曽の集落。

年に一度、桜の時期に集落総出の一大行事、「観音様祭礼」。
昔は養蚕が盛んだった木曽地域。養蚕祈願と五穀豊穣を願い、集落上部に祀られている
馬頭観音様のお堂にて、念仏奉納と繭玉投げが行われます。



準備は前日から。
公民館に皆で集まって繭玉作り。
皆で持ち寄ったお米で作った米粉を練って作ります。
投げる分と配る分と、とにかくたくさん。




当日は天気が心配されましたが、午後からは雨もやみました。
桜も頑張ってくれました。





繭玉投げ。
みんな頑張ってたくさん拾います。




敬老会の宴にも参加させていただきました。
皆様本当にお元気。
木曽の祝い唄「高い山」を披露してくださいました。




また椿井木工舎では、今回のお祭りに来ていただいた方へのプレゼントとして、天然の木曽ヒノキで作ったカッティングボードとしおりを製作し、提供させていただきました。
こちらは観音様限定です。

じゃんけん大会で勝った方々にお持ち帰りいただきました。












いよいよ今週末、4/21,22(土日)は群馬の森クラフトフェアです。

椿井木工舎としては初めてのクラフトフェア出展となります。










残り一週間、ラストスパート。


高崎市 群馬の森公園でお待ちしております。




2018年4月1日日曜日

徳島へ


「椿井木工舎 二宮大輔展」
徳島市"14g"

椿井木工舎、初めての個展。
アアルトスプーンを納品させていただいている徳島市のカフェ14g様のお声がけいただき、
この度実現しました。


木曽から徳島までは車で約6時間。久々の長旅です。



大鳴門橋を渡り、四国上陸。





今回の個展開催にあたり、すごく迷ったことがあります。
個展のタイトルを、屋号名でいくか、個人名でいくかといいうことです。

自分自身としては、作家という意識はまったくなく、職人兼個人事業主、あくまでメインは商人でないといけないと思っています。
手仕事のみの仕事にはこだわらず、効率的に生産するためには機械での加工も積極的に取り入れます。むしろ機械で効率的かつ安全に加工できる技術を高めることが、木工で生きていくための重要な要素と考えています。
そうすることによって価格も可能な限り抑え、より多くの方々に普段使いで気軽に使っていただきたい、そんな想いで製作しています。
作っているものは「作品」ではなく「製品」です。
どうでもいいかもしれないけど、大事なこだわりです。


そんなこんなで、いろいろと迷い、
「屋号」と「個人名」、両方をタイトルとしました。



14gでの展示の様子。
限定樹種のアアルトスプーンもご用意しました。









春休み企画、子供向けワークショップ。
子供達のパワーに圧倒されます。





たくさんの笑顔。
みんなありがとう!





翌日は徳島の街を散策。

眉山山頂から眺める徳島市街と吉野川。



大判焼き、美味しかったです。



徳島市街から望む眉山。






徳島市、コンパクトな街の中に小さな素敵がたくさん詰まった魅力溢れる街でした。



今回初めての個展を開催させていただくにあたり、「アアルトコーヒー」「14g」の庄野様ご夫妻、14gスタッフの方々には本当にお世話になりました。
はじめてのことばかりで段取りが悪くたくさんご迷惑をお掛けしましたが、暖かくサポートしていただき本当に感謝です。無事に在店、ワークショップともに終える事ができました。

そして14gにお越しいただいた皆様、ワークショップに参加していただいた皆様、たくさんのパワーをくれた子供達、徳島でお会いした全ての皆様、本当にありがとうございました。
徳島、必ずまた来ます!




※個展の会期が4/5(木)まで延長となりました。これからお越しいただく皆様、よろしくお願いいたします。





2018年3月15日木曜日

松本へ納品に


松本へ納品へ行ってきました。


木曽の山々に囲まれて暮らす私たちにとって、松本への納品はたまに街を満喫する密かな楽しみなのです。


現在、松本市のお取扱いショップ様は"Chez Momo"様と"TOCA by lifart..."様。


まずは女鳥羽川沿いにお店を構えるコンフィチュール専門店"Chez Momo"さんへ。




こちらでは、"Chez Momo"さんの瓶に合わせて作ったジャムスプーン"Momoスプーン"を置かせていただいています。


店主の蒔田さんに商品名を"Momoスプーン"と名付けたことを話すと、「ダサくないすか?笑」と言われてしまいましたが、いいんです。ダサくて。笑


こだわりの詰まったジャムとスプーンにダサいけどわかりやすい名前。

名前は大事です。




今回は、メイヤーレモンのマーマレードとレモンとウィスキーのジャムをお買い上げ。



そういえば、先日出店したイベントで、ジャムスプーンをお買い上げ、お使いいただいた客様とお話しさせていただく機会がありました。
その時に印象に残っていたお話が、「ジャムスプーンでヨーグルトを食べたんですけど、口当たりがすごく滑らかでびっくりしました!ジャムスプーンだけで使うのはもったいない。」というお話。

大変嬉しく聞かせていただきました。
自分としては、ジャムスプーン以外の用途はあまり考えずに製作したのですが、確かに、すくう部分の先端部は可能な限り薄くして、さらに入念な研磨仕上げを施していますので、食べやすく、口当たりや舌触りは滑らかなはずです。


うちへ帰って早速実践。



市販のヨーグルトが高級スイーツに早変わりです。
これはもちろん蒔田さんの作る絶品ジャムがあっての話ですが、確かに舌触り滑らかでするっと食べやすいです。アイスクリーム等を食べる際にもいいと思います。

今回、14本のスプーンをChez Momo様へ納品させていただきました。
よろしくお願い致します。





次は"TOCA by lifart..." 様へ。


松本の古い雰囲気を残す縄手通り商店街の端っこにある小さな雑貨店。







店主の西牧さんはご自身がキャンドル作家でもあり、"lifart..."名義で自身が製作したキャンドルとともに、西牧さんセレクトのポップで楽しい雑貨や作家の作品を取扱いされてます。



西牧さんの製作されているキャンドルです。

椿井木工舎のある木曽郡上松町のヒノキ精油の会社とともに、ヒノキ精油を使用したキャンドルを作られたりと、木曽との繋がりも深い方です。

右は毎月月替わりで香りを変えて製作されている、TOCA限定"MONTHLY LIMITED"。

ご自身でショップを経営しながら、キャンドル作家として製作活動もされている西牧さん。お会いするたびに本当に刺激をいただいております。



今回、コーヒーメジャー"Wagatail"と"Wagtail longtail ver."、"カッティングボード"
を"TOCA by lifart..." 様へ納品させていただきました。
よろしくお願い致します。




帰り際、西牧さんからプレゼントをいただきました。

なんと、「ZWEI」のキーホルダー。
こんな雑貨を扱う、センスが好きです。

大切に使わせていただきます。




松本市で椿井木工舎の商品を取扱いいただいている、こちらの2つのショップ様、どちらも自分と年齢の近い方が、個人で経営されているいわゆる「小商い」。

こんなお店が松本にはたくさんあり、今もさらに増え続けています。
そしてその店主の皆さんが連携し、自身や他の店、街を盛り上げるためのイベントを開催されていて、訪れるたびに本当に刺激をうける街です。

これからも納品は自身で伺い、松本の街の小商いの皆さんのパワーを少しでも分けていただればと思っています。



以上、椿井木工舎の松本案内でした。笑








今週3月18日(日)は3回目の"サンデービルヂングマーケット"に出店させていただきます。

今回はコーヒーメジャー"Wagtail"と"Wagtail longtail ver."、"Momoスプーン"ともに、
充分な数をご用意しております。








岐阜市柳ヶ瀬商店街でお待ちしております。




秋の出展予定

コーヒーメジャーWagtail製作中 ここ長野県木曽谷はお盆も過ぎると朝晩肌寒さ感じるようになり、秋の足音が急速に近づいているのを感じます。 木曽の夏も、もうそろそろ終わり。 晩夏〜秋にかけてのクラフトイベントへの出展も決定してまいりま...