2019年4月26日金曜日

webサイトオープン



https://zweiwoodwork.com


椿井木工舎のwebサイトがオープンしました。

今後はブログもwebサイトへ移行します。




2019年4月15日月曜日

春の出展予定


2019年春の出展の予定です。

420(土)21(日)
群馬県高崎市 群馬の森総合公園

428日(日)
東別院てづくり朝市(なごや寺町てづくり縁市)
名古屋市東別院

51日(水)~3日(金)
椿井木工舎 個展 ZWEIWOODWORK_EXHIBITION
長野県木曽町福島 菓子蔵 喜しろう

55日(日)
愛知県一宮市 真清田神社

518日(土)19日(日)
滋賀県東近江市 ことうヘムスロイド村

525日(土)26日(日)
富山県立山町 立山町総合公園

75日(金)~7日(日)
長野県原村 八ヶ岳自然文化園





GWの5月には地元、木曽での初めての個展を開催いたします。
どこかのイベント、ご都合つかれる方はぜひお越しください。












新作のスツールも、なんとか間に合いました。

まずは週末、大好きな群馬の森でお待ちしております。

2019年1月31日木曜日

2018年11月2日金曜日

コラボナイフ




椿井木工舎×ヒラバヤシヒデユキカコウジョ

コラボナイフが誕生しました。

ハンティングナイフ
フォールディングナイフ


きっかけは明日11/3(土)、岐阜県各務原市で開催されるイベントマーケット日和
以前から気になっていたイベントですが、今年の出店形態は「2店舗のコラボ出店」が条件でした。

思いうかんだのは塩尻市でナイフ製作をされているヒラバヤシヒデユキカコウジョさん。
クラフトイベント等で何度かお会いし、とても魅力的なものづくりをされている方で、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていたかたでした。
お話を持ちかけると快く了承してくださり、一緒にコラボナイフの製作が始まりました。




製作の進め方は、それぞれの考えるコンセプトや作風を活かしたものにするため、まずそれぞれが自身の分野の工程(椿井木工舎が柄を、ヒラバヤシヒデユキカコウジョが刃を)単独で製作し、できたものを交換し、それに合わせてまたそれぞれが柄と刃を付けるという方法で進めました。
これによって、2人のそれぞれの想いがこもった2種類のコラボナイフが誕生しました。




こちらはヒラバヤシヒデユキカコウジョが先に刃を作り、それに合わせて椿井木工舎が柄と鞘を作ったナイフ。





送られてきた刃のイメージは一見して狩猟用ナイフ。
よくよく見ると刃の形状がそれぞれ違う。
想像するに、おそらく狩猟の一連の流れの、
捕獲→止め刺し→皮剥ぎ→解体
その工程ごとの作業に特化した形状と推測。




狩猟というとてもシビアで過酷な状況での使用を想定して、柄の材料は硬い樺の木、形状は力をこめて握りやすいデザインで、鞘は柔らかめの朴の木を使用して製作しました。


このナイフは今後、オーダーでの製作も想定し、販売する予定です。






そしてこちらは椿井木工舎が先に柄を作り、それに合わせてヒラバヤシヒデユキカコウジョが刃を付けたフォールディングナイフ。



「シンプルでコンパクトで軽くて、アウトドアでもインドアでも使いやすく、そしてモノとしても魅力がある、そんなナイフが欲しいな」という個人的な想いをカタチにして、ヒラバヤシさんに投げました。



それが最高のカタチとなり、返ってきました。





研ぎ澄まされた刃のフォルム、鋼材へのこだわり、とっても魅力的なフォールディングナイフができました。





そして、何よりの魅力は総重量20gという軽量さ。
この軽さは、装備品の重量に対して非常にシビアな、ミニマリスト向けのアクティビティにも加える余地は充分でしょう。




この2種類のコラボナイフは、このブログを書いている時点での明日11/3(土)
マーケット日和でお披露目となります。




各務原市、学びの森公園でお待ちしております。



チーズナイフ+カッティングボード

2018年8月22日水曜日

秋の出展予定



コーヒーメジャーWagtail製作中





ここ長野県木曽谷はお盆も過ぎると朝晩肌寒さ感じるようになり、秋の足音が急速に近づいているのを感じます。

木曽の夏も、もうそろそろ終わり。






晩夏〜秋にかけてのクラフトイベントへの出展も決定してまいりました。

今後の出展予定のご案内です。



8/25.26 
木曽の手仕事市
木曽福島の宿場町で行われるクラフトフェア。旧中山道福島宿の観光がてら、ぜひ木曽へお越しください。


9/15.16 
Loppis Ueda ロッピスウエダ
長野県上田市の街中を会場に行われる素敵なマーケットイベントです。


9/23.24 
くらしずく
千葉県九十九里、菅原工芸硝子との共催のクラフトイベントです。


10/13.14
のとじま手まつり
自然豊かな石川県能登島で開催されるクラフトフェア。


11/3 
マーケット日和
岐阜県各務原市のマーケットイベント。塩尻市のヒラバヤシヒデユキカコウジョとのコラボ出店です。現在、コラボレーション商品を開発中!



東別院てづくり朝市サンデービルヂングマーケット等、毎月開催のイベントにも出店してまいります。


以上、お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。










さて、秋の出展にあたり懸念されるのは商品の在庫数。
現在の数では、確実に足りなくなることが予想されます。

春にも経験しましたが、作っては出展、作っては出展のまさに自転車操業。
最後のほうはもうへろへろでした。

こうならないように夏場にしっかりと在庫を作りためておこうと思ったものの、オーダーの製作もあり、結局少ない在庫で迎えた秋の出展。
また自転車操業の日々が続きそうです。




木工は木材の塊から形を削り出す、とても手間のかかる作業です。
陶器のように型を作って量産することはできません。
自分は治具を工夫し、積極的に機械加工を取り入れて効率的に作ることを目標としていますが、やはり繊細で微妙な形の成形や仕上げは手仕事に頼ることになります。
そして手仕事の工程が一番、見栄えの品質に関わってくる重要な部分です。

「必要品質を保ち、量産する」

個人工房でどこまでそれができるか、なおかつ家具製作と両立できるか、いつも考えているテーマでもあります。











日々挑戦、です。


まずは今週末、8/25,26
木曽福島でお待ちしております。




2018年8月14日火曜日

チェストを納品、ミズメに想う。



チェストを納品しました。






クライアントは長野県で長年林業関係のお仕事に携わってこられた方。
もちろん木のことには精通された方で、「自分の好きな数種類の樹種を使った抽斗を」とのご依頼でした。
そして外せないことが「特に大好きなミズメは絶対入れてほしい」とのこと。


一番のこだわりであるミズメを最下段の広めの前板に。
上から、クルミ、サクラ、カバ、カツラ、ミズメの順で製作しました。



 引出しはシンプルに吊り桟で。


本体はカバ。


 ミズメの虎斑の杢の美しさに見惚れる。


 納品時、クライアントのお宅にて。

木を現した家、室内に溶け込む無垢材ならではの家具に仕上げることができたと思います。
納品直前の緊張、そして喜んでいただいたとき、これまでの苦労が報われる瞬間でもあります。
本当にありがとうございました。










ところで今回使用した、ミズメという木。
この木は現在入手が難しくなっている国産広葉樹の中でも、最も入手困難な材のひとつになっています。
いくつかの材木屋さんを巡りましたがストックされているところは無く、端材板が一枚あったところでなんとか購入できました。


購入できたミズメの板。


緻密で硬く、虎斑の杢が本当に美しい木です。

そしてこの「ミズメ」、なぜか昔から木材業界や木工業界では「ミズメザクラ」いう名前で流通していることが多いです。
樹皮や材の特徴がサクラに似ているからとの説がありますが、個人的には全然似てるとは思いませんし、分類的にもサクラはバラ科、ミズメはカバノキ科です。

ミズメはそれ自体が独自の素晴らしい特徴を持った木です。
サクラにはサクラの特徴があるしミズメにはミズメの特徴がある。
ミズメはサクラではありません。
これは同じカバノキ科の材、「カバ」にもまったく同じことが言えます。

流通や製造側の都合でつけられた名称によって使う方が誤解したり混乱しないよう、作り手側もしっかりとした知識や考え方、説明の必要性を感じました。



そんな、ミズメを想った仕事でした。
ミズメ、また使いたい。


2018年6月6日水曜日

"tohdai" トーダイ


松本のナワテ通りの端っこにある小さな雑貨屋さん、toca by lifart...

lifart...名義でキャンドル製作を行っている西牧さんが営むお店。
ご縁があって椿井木工舎の商品も置かせていただいています。

このたび光栄にも、lifart...のオリジナルアイテムを椿井木工舎で製作させていただきました。




そのアイテムとはlifart...のフレグランスキャンドルのためのキャンドルスタンド。



西牧さんからそのお話をいただいたのは納品でお店に伺った3月のこと。

「以前から作りたかったlifart..キャンドルの居場所」
「"燭台"というほど大げさなものではなく、でもコースターほど簡単なものではなく、
普段使いで気軽に使えるlifart..キャンドルのための下敷き」

そんなご相談をいただきました。



ベースとなったのは椿井木工舎の既存商品のコースター。
アウトラインをカーブ定規でフリーに決めたシンプルなもの。
これをlifart...のキャンドルに合わせリサイズしました。

レギュラーサイズとマンスリーサイズの微妙な瓶の大きさの違いの合わせて台も2サイズに。さらに既存の高さ12mmから15mmへ。この高さが、コースターではなく「台」として適度な存在感を表す絶妙な高さです。

試作をお見せして西牧さんからも好評をいただき、商品名を「tohdai トーダイ」として、クラフトフェアまつもと開催前のリリースを目指し製作することになりました。





西牧さんいわく、「光を楽しむ」ことは「影を楽しむ」こと。
lifart...のキャンドルが光を作り、tohdaiが影を作る、この組み合わせによって、楽しみが何倍にも増えていきます。



初回製作分の樹種は「ウォルナット」と「木曽ヒノキ」。どちらの色もキャンドルによく合います。
無事にクラフトフェア前に納品、リリースに至りました。


















lifart...× ZweiWoodWork

松本市 TOCA by lifart...でぜひお手に取ってみてくださいね。



webサイトオープン

https://zweiwoodwork.com 椿井木工舎のwebサイトがオープンしました。 今後はブログもwebサイトへ移行します。